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あゆみ神殿
『たむたむす~る』を使用した動画、静止画、解説、説明から『ドール』等
シュたむゲート
シュたむゲート01

岡部 「く……ッ」

岡部 『成功か……?
    ……ん……なんだ此処は……ラボじゃ……ない……?
    ここは一体……』

まゆり「ねーねー、オカリン。 大丈夫?」

岡部 「まゆり?」

シュたむゲート02

まゆり「いきなりウッ! ってなってたけど、頭でも痛くなった?」

紅莉栖「……」

岡部 「い、いや……大丈夫だ
    それよりまゆり、此処は何処だ?」

まゆり「何処って……ラボだよぉ?
    ねぇねぇオカリン、それよりチョコバナナ食べる? おいしいよ?」


岡部 「いや……いい」

岡部 『見慣れない部屋だが、一応ラボなのか此処は……。
    しかし、どういう事だ?
    Dメールで過去が改変されたのならラボの変化も頷ける。
    だが、俺はたった今タイムリープして来た筈。
    過去を遡って何故見慣れぬ光景が……?
    そ、そうだッ!』

岡部 「クリスティーナよ!
    電話レンジ(仮)は何処にある!?」

紅莉栖「だから、ティーナ言うな!
    後ろにあるだろ、後ろに!」


岡部 「後ろ?」

シュたむゲート03

岡部 『あった……が……』

岡部 「誰だ貴様?」

かや 「ん?」

岡部 「ん? ではなぁぁい!
    何故、この神聖なるラボの中に部外者がいるのだ!」

まゆり「ちょっとオカリン、何言ってるの? かやちゃんだよ」

岡部 「かや……ちゃん……?
    ……誰だそれは?」

かや 「ひっどぉい! 私、岡部さんから是非にってラボメンに誘われたのに!
    プンスカプン!」


岡部 「俺が……?」

まゆり「そうだよぉ、どうかしちゃったのオカリン?
    やっぱり具合悪いんじゃないのかな?
    頭大丈夫?」


岡部 「俺を誰だと思っている!
    俺は狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真!
    己の身体を知らずして世界を混沌に導くことなどできぬわ!
    愚問愚問!!
    フゥーハハハハハハハ!!!!」

かや 「あはははッ! でたぁ!
    岡部さんの、ふぅははは! おっかしぃッ! あはははッ!」


岡部 「ぬ? 俺を馬鹿にすると、いずれ後悔する事になるぞ?
    ……かやとやらよ……」

岡部 『ん……? かや……?
    この名、確かつい最近聞いた覚えが……
    ……って』

岡部 「あぁああああああああああああッ――!!」

紅莉栖「岡部うるさい」

岡部 『お、思い出したぞ……こいつは確か、最近ダルがやっていた……エロゲのキャラだ!!
    待て、落ち着け……冷静になれ……タイムリープしてきた時、何か変わったことは無かったか?
    思い出せッ!
    ……そうだ、確かタイムリープする時、ダルのパソコンのモニタがつきっぱなしになっていたんだ……。
    映し出されていたのは、正に、このかやというキャラが登場していたゲームの背景だった。
    そう……そして、俺はパソコンの前面に差し込まれていたUSBケーブルに気付き、何気なく接続先を追って……、
    そうだ! 電話レンジ(仮)に繋がっている事を確認した瞬間にタイムリープを!』

岡部 「馬鹿な!! だとすると、ここはエロゲの中の世界なのか――ッ!!?」

紅莉栖「厨二病からいきなりエロオタ通り越して妄想厨か、上級者すぎるだろ岡部」

岡部 「黙れクリ腐ティーナ!」

紅莉栖「腐って言うな!
    てか岡部、あんたDメール使ったわね?」


岡部 「……ふ、流石に察しがいいな我が助手よ。
    だが、俺がさっき使ったのはDメールではなくタイムリープだ」

紅莉栖「……どういう事?」





シュたむゲート04

紅莉栖「どう見ても妄想です。 本当にありがとう御座いました」

岡部 「ま、待てクリスティーナよ! 真剣に考えてみてくれ
    その線しかありえないのだ!
    記憶以外は情報化出来ないとお前は確か言ったよな?
    だがそれは、もしかして解明し切れていないと言うだけで、
    そう、例えば脳内の情報をまるごとコピーペーストという事は出来るのではないか?
    それならば強引だが、この状況も納得できる!」

紅莉栖「んなわけあるか!
    と言うか、仮にそうだとしても絶対に私は認めない」


岡部 「なぜだ?」

紅莉栖「お前の言う事が本当だとしたら、私はエロゲのキャラになってしまうだろうが!
    ……待て、……お前、私を攻略しに来てるのか? フラグを立てに来てるのか?」


岡部 「ちょ、ちょっと待て……」

紅莉栖「近寄るなHENTAI――ッ!!」

岡部 「ぬ……ぐ……」

ジャーンジャジャジャーンジャーン♪

紅莉栖「鳴ってるわよ?」

岡部 「……これは、Dメール!」

紅莉栖「何て?」

岡部 「……一通目が、衣装100-0001
    二通目が、ヘ配達後14:36
    三通目が、に帰還せよ
    ……どう言う事だ?」

紅莉栖「差出人は岡部?」

岡部 「いや……あらま?」

紅莉栖「は?」

岡部 「心当たりは?」

紅莉栖「あるわけないでしょ。
    ただ、行動の目星はついたんじゃない?」


岡部 「ん?」

紅莉栖「何かの衣装を、その番号に届け、
    指定された時間にタイムリープすれば岡部は元の世界に戻れるって事じゃない?
    まぁ、有り得ないけど」


岡部 「衣装って何だ? そしてこの番号は?」

紅莉栖「私が知るわけないでしょ」

シュたむゲート05

まゆり「ねえねえ、もしかしてその衣装って、まゆしぃが今作ってるのじゃないかな?」

岡部 「ん、何か心当たりでもあるのか?」
 
まゆり「んとね、つい最近ね、夢の中にすっごい可愛いお姫様が出てくるんだぁ。
    黒髪と金髪の双子のお姫様でね、まゆしぃは、夢の中でそのお姫様とすっごく仲良くなるの。
    その夢なんだけど、一回きりってわけじゃなくって、続きがあるんだぁ。凄いでしょ?」


紅莉栖「毎日……かどうかは知らないけど、連続して話がつながった状態で夢を見てるって事?」

まゆり「うん……それでね、仲良くなっていくうちに、
    まゆしぃは、このお姫様2人に、なんか可愛い衣装を作りたいなぁって思ったの」


かや 「あ、それひょっとして、あゆみさんとティアラさんとかも知れないです!」

岡部 「知っているのか?」

かや 「はい、そう言われてみれば、今、岡部さんが言っていた番号って、
    あゆみさん達が住んでいるとこの住所だったような気がします」


岡部 「まゆりよ、その衣装は完成しているのか?」

まゆり「うん、ついさっき出来たところだよぉ」

岡部 「よし、決まったな。
    ……あぁ、俺だ……どうやら大変な事件に巻き込まれたみたいだ。
    聞いて驚くな、今俺がいる世界は、どうやらそちらとは違う世界らしい……
    だが心配するな。たった今、本来の世界に戻れる算段だついたところだ。
    必ず戻る……落ち合う場所はいつもの……そうソコだ。
    帰ったら祝杯をあげよう。
    ああ、全てはシュタインズ・ゲートの選択のままに……
    エル・プサイ・コングルゥ」

紅莉栖「自演乙。
    と言うか、世界が違うのになんで電話が繋がるんだ?
    語るに落ちたな岡部」


岡部 「ぬ、ぐ……くくッ。
    こ、これはぁ!
    世界線が違えど繋がる、この世で唯一の俺の仲間が開発した――」

紅莉栖「はいはい、厨二病厨二病」

岡部 『おのれぇ! ザ、ゾンビの分際でぇぇ!
    覚えていろクリスティーナよ!』

まゆり「オカリン、オカリン、まゆしぃも一緒に付いていってもいいかな?」

岡部 「ん? あぁ……いいぞ」

まゆり「やったぁー!
    へへー楽しみだなぁ……あのお姫様が本当にいるなんて。
    ドキドキするよぉ」


シュたむゲート06

岡部 「よし、ではこれよりオペレーション・イェロヴェリルを発動する!!
    作戦内容は――




※元ネタは、ツイッターで交流を持つことになった『あらま』さんが、
あゆみとティアラに衣装を作ってくれた事です。
『あらま』さん可愛い衣装ありがとう!!


コメント
なるほどw世界線が変わって2次元とつながるのか!
そしてあらまさんが登場w
2014/02/02(日) 16:40:32 | URL | ミスマ #-[ 編集 ]
そうそう、脳内の情報を転送できるタイムリープマシンってシロモノがあるおかげで、結構スムーズにコラボがw
2014/02/02(日) 21:18:01 | URL | 一誠 #-[ 編集 ]
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